HTMLページの外部データ管理(GAS + スプレ)
社内・非エンジニアメンバーでもWebページ上の特定の掲載情報(在庫情報や価格等)を簡単に更新できるよう、Googleスプレッドシートと連携した更新システムを静的HTMLサイトに導入しました。
課題/要件
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Webに不慣れな担当者でも、安全に内容更新ができる仕組みが求められていた
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テスト環境と本番環境を明確に分け、誤更新を防ぎたい
解決アプローチ/実装内容
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Googleスプレッドシートにユーズド品の情報(価格・在庫・備考など)を入力
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Google Apps Script を使って JSON API を作成し、HTMLから
fetch()で動的に読み込み -
HTML側では
data-section属性と JS により、DOMにデータを反映 -
サブドメイン(test.~)を利用した環境分岐により、
env=test / prodを自動判定してスプレッドシートを切り替え -
備考欄のような複数行データも
<ul><li>として表示されるよう整形処理を実装
工夫したポイント
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スプレッドシートの改行を HTML のリストとして反映する処理
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Date.now()を利用したキャッシュ対策 -
非エンジニアでも誤操作が起こらないよう、更新対象を限定した構成
使用技術
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Google Apps Script(doGet で JSON API 化)
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Google スプレッドシート
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JavaScript(Fetch API)
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静的HTML(CMSなし)
担当領域
- 技術選定
- 実装(コーディング)



