Sass設計のリファクタリングとCursorルールの導入
案件概要
WordPressテーマ開発において、整備されていなかったSass環境の再構築と、既存コードのリファクタリングを行いました。
同時に、Cursorを用いたコーディングルールの設計・導入を行い、テーマ全体の開発・保守性を高めました。
以前よりSCSSファイルは存在していたものの、運用者不在で活用されていなかった状態だったため、ディレクトリ構成・命名規則を見直し、@useによるモジュール化や命名空間の導入など、再利用性と可読性を重視した設計にリファクタリングしています。
また、ACF・テンプレート・jQuery・関数設計といったWordPress特有の実装ルールも含め、Cursorのルールファイル(.cursorrules)として明文化し、複数人での開発や引き継ぎを前提とした基盤づくりを行いました。
対応内容
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既存のSass環境の再整備・コードのリファクタリング
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SCSSファイルのディレクトリ構成見直しとモジュール設計(
@use+命名空間の導入) -
Cursor用ルールファイル(
.cursorrules)の設計・記述 -
WordPress・ACF・jQueryに関する記述ルールの整理とガイドライン化
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チーム開発を見据えたコーディングルールの明文化・標準化
工夫・こだわりポイント
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SCSS構造の可読性と保守性を高めるため、BEM記法+名前空間ベースの運用を徹底
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ACFやテンプレート呼び出しなど、WordPress特有の注意点もルール化



