Webサイト改善提案(コーポレート+オウンドメディア)
案件概要
運営に携わるコーポレートサイトおよびオウンドメディアに対し、アクセス解析とヒートマップツールを活用して、ユーザー行動に基づく構造改善・導線設計の提案を行いました。
対応領域
-
GA4、Clarityによる行動データ分析
-
サイト構造・UI導線の改善提案
-
オウンドメディアSEO戦略の方向性設計
発見された主な課題
-
トップページ下部のスクロール率が急激に低下し、主要導線やCVポイント(資料DL・問い合わせ)が視認されていない
-
高エンゲージ記事(事例やマナー系記事など)から、サービスや相談ページへの動線が弱く、機会損失が発生している
-
ナビゲーション依存の導線設計で、ページ内文脈に沿ったCTAが不足している
提案内容(一部)
-
トップページ下部に“課題別カード導線”を設置し、ユーザーのスクロール動機を明示
-
コンテンツ中盤にも文脈に沿ったCTA(例:「無料で相談する」「事例を詳しく見る」)を設置し、CV誘導の強化
-
高読了率の記事に対し、検索ニーズを満たすFAQ・構造化データの追加や、導入事例ページとの双方向リンクを提案
-
モバイル閲覧時の視認性改善のため、フローティングCTAの導入を推奨
得られた示唆
“見られていない”のではなく“気づかれていない”導線を可視化することで、ユーザーの「知る」から「行動する」への変化を支える設計の重要性を再認識しました。
ブランドイメージを守りつつ、UIに「動機」と「次の一手」を埋め込む提案を意識しています。



