BtoBナレッジページにおける導線再設計・CTA最適化

要点

  • ナレッジコンテンツの導線設計を再構築
  • ユーザー行動分析をもとに改善施策を実施
  • 回遊率・事例閲覧数の向上を実現
担当領域
企画・要件整理
期間
2026年4月~5月

案件背景

BtoB向けコーポレートサイト内のナレッジページにおいて、事例・資料DLへの回遊が弱く、コンテンツが十分に活用されていない状態。
そこで、「ナレッジ→事例→CV」の導線を再設計し、情報設計・UI改善・CTA最適化を実施。実装後はGA4・Microsoft Clarityを用いて効果検証を行い、回遊状況の変化を分析した。

課題

  • ナレッジTOPで何を見るべきか判断できない
  • 事例・ナレッジ・資料DLの役割が曖昧
  • CV導線が弱く、回遊設計が整理されていない
  • 関連記事や関連事例の文脈がズレやすい

やったこと

  • ナレッジTOPの導線再設計
  • 記事下CTAの設計・実装整理
  • 関連事例表示ロジックの仕様整理
  • GA4・Clarity計測項目の確認
  • MCP経由でGA4・Clarityデータを収集・分析
  • 仮説立案 → 実装 → 効果検証まで実施

実現したこと

  • ユーザー視点で探せる導線構成へ改善
  • ナレッジ / 事例 / 資料DLの役割を整理
  • 文脈のズレを防ぐ運用設計を実施
  • 将来的な運用負荷も考慮した仕様へ整理

設計のポイント

課題ベースで探せる導線設計

「DX」などの提供側カテゴリではなく、ユーザーの悩み・目的ベースで事例を探せる構成へ再設計。

文脈を崩さない関連導線設計

関連性の低い事例を無理に表示せず、資料DLを中心に自然な回遊を促す設計へ整理。

ビジュアル

Before
Before(改善前)
After
After(改善後)

よくなったこと

ナレッジ・事例・資料DLの役割を整理し、ユーザーが迷わず回遊できる情報設計へ改善。
単純なUI改修ではなく、「どの順番で理解し、比較し、行動するか」を整理しながら、導線・運用・UXを含めた全体設計を実施。ナレッジTOPから事例ページへの導線が機能し、事例送客の増加につながった。

補足

  • 改善後の効果検証では、Organic流入において事例ページへの送客改善を確認。
  • knowledge → 事例遷移:+108.4%
  • ナレッジTOP → 事例遷移:+175%
  • ナレッジTOPセッション:+55.1%
  • PV/Session改善、直帰率改善

Mimu Fujiwara

フリーランスのテクニカルPM/Webディレクター。 Webサイトのリニューアルや改善の相談を受ける中で、「本当に解決したいこと」と「依頼内容」が少しずれている場面によく出会います。 依頼されたものをそのまま作る前に、目的や課題、運用状況を整理し、「何を作るべきか」から一緒に考える立場で関わっています。 WordPressやHubSpotなどのCMS案件を中心に、要件整理・情報設計・技術調整・運用改善までを横断して支援。公開して終わりではなく、その後も無理なく運用・改善できる状態をつくることを大切にしています。