制作現場向け「要件整理・指示生成ツール」の設計・実装

担当領域
企画・要件整理
期間
2025年10月~2026年2月

案件背景

CMS案件で実装依頼のブレと手戻りを減らす、ディレクター向けの要件入力と指示文生成ツールを設計・実装した。

課題

  • 【ユーザー課題】着手後に前提・制約・運用方針が後出しされ、実装側の手戻りが常態化していた
  • 【ユーザー課題】デザインの位置づけ(参考か実装指示か)が曖昧なまま依頼が飛び、解釈のばらつきが生じていた
  • 【構造課題】静的/動的方針や優先順位が整理されず、実装者が判断を巻き取る構造になっていた

やったこと

  • 依頼に必要な項目の入力UIと条件分岐による迷い削減設計
  • Backlog/Slack向けの実装依頼文テンプレの自動生成
  • 実装者視点で「判断に迷う論点」を質問に分解して先回り記述
  • 人が行う判断とAIによる文章化の役割分担を定義
  • 将来の項目追加に耐える入力スキーマの設計

実現したこと

  • 実装依頼の品質ばらつきを改善
  • 仕様確認の往復回数を改善
  • 実装者への判断巻き取り発生を改善
  • ディレクション業務の属人化リスクを改善

ビジュアル

参考画面
参考画面

よくなったこと

実装依頼内容の品質が安定/ディレクション業務の属人化リスクを低減

補足

  • ディレクターの理解度に依存しない入力誘導
  • 要件定義・判断は人が行い、文章化や実装補助はAIに任せる役割分担を前提に設計
  • 実装者視点で「判断に迷うポイント」を先回りして言語化
  • 粒度を下げすぎず、最低限守るべき確認項目にフォーカス
  • 将来的な運用変更・拡張を前提とした設計

Mimu Fujiwara

フリーランスのテクニカルPM/Webディレクター。 Webサイトのリニューアルや改善の相談を受ける中で、「本当に解決したいこと」と「依頼内容」が少しずれている場面によく出会います。 依頼されたものをそのまま作る前に、目的や課題、運用状況を整理し、「何を作るべきか」から一緒に考える立場で関わっています。 WordPressやHubSpotなどのCMS案件を中心に、要件整理・情報設計・技術調整・運用改善までを横断して支援。公開して終わりではなく、その後も無理なく運用・改善できる状態をつくることを大切にしています。